ジプレキサについて
ジプレキサは、統合失調症、双極性障害の治療薬に用いられます。脳内には、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンの3つの神経伝達物質があり、それぞれ覚醒、快感、安定感と異なった働きをします。この3つの神経伝達物質の相互作用により、人間の性格形成や日常生活を送るうえでの行動や判断、思考といった重要な役割を果たします。しかし、この3つのバランスが崩れると幻覚、不安感、無気力といった症状が現れます。ジプレキサはドーパミンに作用してバランスを整え、統合失調症といった精神が不安定な症状に有効的です。
ジプレキサの副作用として、眠気、反射運動能力の低下、注意力欠如といった症状があります。車の運転や機械の作業は危険なので、行わないようにしてください。稀に、重い副作用を引き起こすことがありますので、気になる症状がある場合はすぐに医師に相談してください。
ジプレキサの使用上の注意として、体重増加や倦怠感がありますので、普段の食生活や生活習慣を改善する必要があります。また、双極性障害の場合、うつ状態にはいると攻撃性や自殺念慮といった行動が見られることがあります。その場合、患者や家族は医師と綿密に連絡を取り合う必要があります。
